:いつもは大学内で使っているノートパソコンなのですが、自宅でインターネットに接続しようとしたらつながりません。
どこに問題があるのでしょうか。
:大学や企業などでは、セキュリティ向上の一環として「プロキシサーバ」を内部ネットワークとインターネットの間に設置し、内部ネットワークを出入りするアクセスを一元管理し、内部から特定の種類の接続のみを許可したり、外部からの不正なアクセスを遮断したりしています。
プロキシといってもプロトコルやアプリケーションにより様々な種類がありますが、単にプロキシと言えば、Web閲覧のためにHTTPによる接続を中継する「HTTPプロキシ」を指します。
今回のトラブルも、HTTPプロキシの設定がしてあるために、大学構内では外部のインターネットに接続されていたのですが、自宅に持ち帰ったことで、HTTPプロキシの設定がされているためにインターネットに接続できない状況です。
この問題を解決するには、
(ここからの説明はInternet Explorerの場合です。)
1.Internet Explorerにインターネットオプションを選択します。
2.インターネットオプションの「接続」タブを選択します。
3.「接続」タブの「LANの設定」を選択します。
4.プロキシサーバー項目の
LANにプロキシサーバーを使用する(これらの設定はダイヤルアップまたはVPN接続には適用されません) の項目にチェックがされています。
このチェックを外します。
アドレス欄とポート欄にそれぞれアドレスとポート番号が示されています。
チェックを外すとグレー状態になります。
チェックをするとプロキシサーバーが有効になります。
5.チェックが外れていることを確認し、それぞれのダイアログの「OK」を選択していき、インターネットオプションを閉じます。
6.一端、Internet Explorerを閉じ、再度Internet Explorerを開くとインターネットに接続され、ホームページを閲覧することができるようになります。
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大学構内で使う場合は
プロキシサーバー欄のチェックをし、プロキシサーバーを有効にして下さい。
もし、プロキシサーバーのサーバーアドレスとポート番号が消えてしまっている場合は、大学内のネットワーク管理者に聞いて設定を行って下さい。
おそらく、学内ネットワークの取り扱い関連の説明書に記載があると思います。
今回は大学という設定で説明しましたが、企業等でも同じ事がいえます。