良く聞いてみると、以前は「PPTP」で自宅のBUFFALO社のルータに接続していたとのことでした。
これはiOS10にアップデートしたのが理由です。
iOS10からVPNの設定で「PPTP」がなくなっています。
つまり「PPTP」がサポートされないことになったのです。
現在日本で販売されている安価なVPNサーバ機能を持ったルータのほとんどが「PPTP」です。iOS10が対応しているのは「IKEv2」「IPSec」「L2TP」で「PPTP」に対応していません。
「IPSec」「L2TP」対応のルータを購入するとなると、1万円以上のルータが必要となってきます。機種によっては結構設定が面倒だったりします。
もし、現在お使いの光回線がフレッツ光で、ひかり電話対応ルータの場合は、VPN機能が追加されており、L2TP/IPsecプロトコルを使ってVPN接続が出来るようになっています。
2013年夏では400系ルータ、PR-400KI、RT-400KI、RV-440KI、PR-400MI、RT-400MI、RV440MI、PR-400NE、RT-400NE、RV440NEなどです。
現在設置されている500系ルータでも同じVPN機能がついています。
新たにVPNルータを購入する前に、一度確認してみて下さい。
VPN接続の場合は、グローバルIPアドレスでの接続ですが、何らかの理由でルータが切断された場合には、このIPアドレスが変わってしまう場合がありますが、このNTTのルータには「IPアドレス通知設定」機能がついていて、IPアドレスが変わったことをメールで変わったIPアドレスを教えてくれます。
これなら、余計な費用を掛けずにVPN接続で安心して自宅サーバに接続して、共有ファイルなどを閲覧できますね。
アプリと組み合わせれば、いろんな事が可能になります。
興味のある方は、ちょっとチャレンジするのも良いですね。