:各月の年間の売上比率を計算したいと思っています。
月の売上げ/年間売上げ合計 = 月の売上比率
この式を1月に指定して、そのままオートフィル12月までコピーしたいのですが、そのままでは正しい与えが求められません。エラー
表示されます。
:年間売上合計は固定した値なので、オートフィルでそのままコピーしてしまうと、相対セルのコピーとなってしまうために
数の例を見ると
1月の年間比率のセルには
=B2/B14と計算式が入りますが、
このままオートフィルでコピーをしてしまうと
2月の年間比率のセルには
=B3/B15と言う計算式がはいりエラー表示されます。
下方向にコピーしたため、同じようにB列の年間合計値が下方向にひとつずつずれていきます。これが相対参照といい、同じ方向に同じセル分参照セルが変化していきます。
この場合年間合計の値があるB14は計算する上で固定値となるので、ここでは絶対セルとして指定をしなければなりません。
固定値として指定するには列及び行の値の前に$をつけます。
この例で言えば、B14を$B$14とします。
1月の年間比率のセルに
=B2/$B$14と計算式を入れ
このままオートフィルで12月までコピーします。
そうすると固定値と指定した年間合計$B$16は変わらず、月の売上げセル値だけが下方向に変化しています。
この$B$16が絶対セルといいコピーしても変わらない事を絶対参照といいます。
※セルを指定した時にファンクションキーのF4キーを押すと、絶対セルに指定できます。
B16 F4を押す と $B$16 に (セルを絶対値に)
そのままF4を押す と B$16 に (行の値を絶対値に列の値は変化します)
そのままF4を押す と $B16 に (列の値を絶対値に行の値は変化します)
そのままF4を押す と B16 に
と指定が変化します。
参考までに列の値を絶対値にする場合は列の前に$を、行を絶対値にする場合は行の前に$を指定することができます。
数式のコピーを多用する場合には、知っておくと便利です。