:パソコンを新しく購入しました。手順通り電源を入れてもデスクトップ画面が表示されません。どうしたらよいでしょうか。
:パソコンを購入すると、最小限の取り扱い説明書しか添付されていません。
各機械的な説明と、初期電源投入時の注意点などです。
しかし、初期電源投入時からデスクトップ画面やスタート画面が表示されるまでは、自動的に初期設定プログラムが起動してセットアップを開始してくれますが、途中でユーザアカウントを入力したり、インターネット接続、無線LAN接続の方法などを指定されます。
もし、この時点でわからなければ、「次へ」とか「キャンセル」を選ぶか、知識のある方に聞いて下さい。
くれぐれも電源を切ったりしないように。
しかし、手順通りに進んでいっても、途中でフリーズしたような状態になることがあります。
このときにはハードディスクへのアクセスがないことを確認し(HDDランプが点灯、点滅しないで消灯していることを確認)電源ボタンを長押しし電源を切ります。
再度電源を入れ直すと、途中からもしくは最初からセットアップが開始されます。
しかし、セットアップが開始されない場合は、初期段階での不良の可能性もありますので、購入店やメーカに確認して下さい。
とにかく新規購入から1週間程度が初期不良交換というお店が多いので、購入したらまず初期セットアップを済ませ、誤動作やうまく動作しない箇所がないかを確認して下さい。
中には、初期段階での液晶の不良もあります。
いくら調整しても色合いが正しくなかったりします。
この場合は、他のパソコンと見比べて、調整し初期不良かどうかを判断して下さい。
もし、不明瞭な場合は購入店、メーカに問い合わせて下さい。
※問い合わせは、購入店が一番のおすすめです。お客様への初期不良対応は、メーカより対応が良いです。メーカはできるだけ初期不良であっても、修理対応になるケースが多いです。
:Windows 7 で「Virtual PC」を使っていました。Windows 8 では利用できないようなのですが、代わりになるバーチャル環境はありますか?
:Windows 7 では、Professional以上のエディションで、仮想化機能「Virtual PC」が搭載されており、その上でWindows XPを動作させる「XPモード」がありました。
残念ながらWindows XPモートは廃止され、Virtual PCも搭載されていません。
その代わりに新たに搭載されたのが「クライアントHyper-V機能」です。
注意点は、Windows 8 Pro以上でないと利用できないこと。
64bit版のOS上でしか動作しないこと。
仮想OSの利用ライセンスは提供されないので、仮想用のWindowsライセンスは別途必要になります。
64bitCPUでも、Core2Duoや2Quadシリーズでは不可で、Core i3/i5/i7シリーズ以降が必要になります。
良い点は、Virtual PCでは、ゲストOSに割り当て可能なメモリ容量は最大3.6GB、CPUコア数は1個だったのに対し、クライアントHyper-Vでは、最大64GB、32コア(ただしホストマシンのコア数を超えないこと)まで割り当てることが可能など、機能面では大幅に強化されています。
:最近あちこちで「ブルーライト」って文字を見かけます。このブルーライトってどういうものなのですか?
:ブルーライトとは、可視光線(目に見える光)の中でも、380~495nm(ナノメートル)の波長の青色光で、網膜まで届くエネルギーの強い光のことを指しています。
最近のテレビやパソコン、スマートフォンなどの液晶画面にはLED(発光ダイオード)がバックライトとして使われていることが多く、このLEDがブルーライトを多く含んでいます。
このブルーライトは、エネルギーが強く、目の奥で散乱しやすいため、長時間デジタル機器を使用すると視界のチラつきやまぶしさを感じる原因のひとつと言われています。
また、目の疲れや生体リズムへの影響、あるいは頭痛などの症状に発展する可能性が考えられています。
つまり、ブルーライトが原因で
疲れ目やかすみ目、ドライアイの原因になると言われています。
生体リズムの狂いや、睡眠の質に影響すると考えられています。
目の疲れが脳を通じ、骨盤を緊張させ、肩こり、腰痛に影響する恐れがあります。
と言われています。
ブルーライト対策には
眼鏡店でよく見かける、ブルーライトカットメガネや、ブルーライトカットタイプのレンズを選ぶと良いでしょう。
また、ソースネクスト社よりWindows・Android用のブルーライト消滅ソフトが販売されています。
:Windows Live メールへCSV形式のアドレス帳を取り込んだら文字化けしてしまいました
:CSVファイルの文字コード違いによる文字化けかと思います。
文字コード変換を実施することで、解決します。
まず、CSVファイルのアドレス帳をアクセサリーの中にある「メモ帳」で開きます。
開いたファイルをファイルの保存「名前をつけて保存」を選択します。
このときに、文字コードを「UTF-8」を選択し保存します。
保存し直した新しいアドレス帳が作成できます。
新しく作成したCSV形式のアドレス帳をWindows Liveメールに取り込みます。
文字化けしないで取り込むことができます。
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今回のように文字コードによるトラブルは、メールやホームページやプログラムファイルで起きることが多く、文字コードが指定されている場合は特に注意して下さい。
文字化けの多くは、この文字コートの違いやファイル形式の違いにあります。
:ノートパソコンを使っています。ノートパソコンにはIEEE802.11bとIEEE802.11gとIEEE802.11nに対応しているようなのですが、どういう意味でしょうか。
:無線LANの場合には諸規格があります。
その中で今回の質問は、無線LANの速度の規格です。
専門的な事は省いてその速度についてだけ記します。
802.11bとは伝送速度が最大11Mbps
802.11aとは伝送速度が最大54Mbps
802.11gとは伝送速度が最大54Mbps
802.11nとは伝送速度が最大600Mbps
という規格です。
伝送速度が大きいほど通信速度は速くなります。
しかし、送る側と受ける側が同じ規格でなければ通信はできず、無線LANルータを購入する場合も注意が必要ですが、購入時に一番高速通信できるものを購入しておけば間違いありません。
なぜなら、こういった無線機器は必ず下位互換を持たせていますので、ちょっと古いノートパソコンでも通信できるように作られています。
最近では、IEEE802.11acという規格の策定が進められており、すでに日本でも対応した無線LANルータが発売されています。
従来規格のIEEE802.11nの約15倍の高速化がはかられ、最大6,900Mbpsという伝送速度です。
各家庭でも離れた場所からビデオデッキの映像を無線LANを使って視聴したりする事例が増加しています。
こうした映像の伝送にはできるだけ高速に通信できるほうがストレスなく映像を楽しむことができるため、どんどん高速化が図られてきています。
:万が一のトラブルに備えバックアップをとるようにといわれました。どんなソフトを使ってバックアップをとればいいですか。
:まずは、どんなバックアップをとろうとしていますか?
一般的には、自分で作成したWordやExcelのデータファイル、デジカメ等で撮影した画像データなどがバックアップの対象になります。
バックアップといっても大げさなものではなく、同じデータを別の媒体にもコピーしておいて、もしパソコンにトラブルが発生し、保存したデータが使えなくなってもUSBフラッシュメモリなどにコピーしておいたデータを使えるようにしておこうというものです。
つまり、特にバックアップ用のソフトは必要なく、USBやDVD-R等の保存媒体があればいつでもバックアップが可能です。
ただ、スケジュールを決めて自動的に外付けのハードディスクやネットワークディスクにバックアップをとる場合などはバックアップソフトを使うことをおすすめいたします。
ソフトは無料のものから有料のものまでありますので、それぞれのソフトの特徴と自分で行うバックアップの方法を照らし合わせ選択してください。
最近ではクラウドを使ったバックアップが推奨されており、単なるバックアップではなく、いつでもどこでも同じファイルを活用できるというメリットがあります。
しかし、この場合クラウドのトラブルに備え、ローカルにバックアップが必要になってきますのでご注意ください。
どんなことでも完璧ということはなく、トラブルはつきもの自己防衛を常に考えておくとよいですね。
:Microsoft社のソフトは結構高いので、互換ソフトを検討しています。
どのようなソフトがありますか。
:低価格なオフィスソフトと無償のものとがあります。
いずれもそれぞれの特徴を持っているので、ご自身目で確認いただくのが一番良いかと思います。
下記にそれぞれの商品が紹介されているバナーを貼りました。
KINGSOFTにおいては30日間試すことができます。
また、無償にて提供されているオフィス製品もあります。
簡単な関数だけしか使わない。特殊なレイアウトはしないと言うのであればほとんどの互換性はとれます。
それぞれ自己責任においてインストールしお試し下さい。
ソースネクスト
ThinkFree Office (Microsoft Office 2013対応版)
Microsoft Officeのファイル形式そのままでも使える、高互換の総合オフィスソフトです。
コスト約9分の1で本格オフィスソフト
KINGSOFT キングソフトオフィス Standard コスト約7分の1で、Microfot Officeの高い互換性 Microsoft Officeに近いメニューバーやツールバーの搭載により、マニュアル要らずの操作性を実現しました。 Microsoft Officeで作成された文書もほとんど文字ズレなく開くことができ、Microsoft Officeを使ったことがある方であれば、直感的に機能を把握し利用できるインターフェイスを提供しています。
LibreOffce 4
無料のOfficeソフト
一時的にOfficeソフトを使いたいという臨時的な要素で使いたいソフトです。
やはり、無料提供ですので、多くは望めません。
http://www.libreoffice.org/
Apache OpenOffice3.4
無料のOfficeソフト
企業・自治体・教育機関などで導入されている無料オフィスソフトです。
http://www.openoffice.org/ja/
:ホームページを閲覧中に「ランタイムエラーが発生しました。デバッグしますか?」と表示されます。この場合どうすれば良いですか。
:「ランタイムエラーが発生しました。デバッグしますか?」というエラーが発生するのは、JavaScriptなどのスクリプトコード内にエラーがあったり、ブラウザが対応していなかったりする場合に出るエラーです。
この場合閲覧者側ではどうしようもないので、「いいえ」をクリックして終了させます。
最新ブラウザにアップデートするなどして、エラーが表示しないようにするか。最新のブラウザにしても表示される場合は、そのサイトを見ないようにして下さい。
もしくは、サイト提供者がエラーに気づき、改修してくれることを待って下さい。
:パソコン操作中に、マウスを動かしてもマウスカーソルが反応しなくなってしまいました。マウスは無線方式のものです。
:まずは、電池切れを確認します。
新しい電池と交換してみてどうでしょうか?
多くは電池切れで突然動かなくなってしまうことがあります。
電池を挿し直すことで一時動く場合がありますが、早めに交換して下さい。
よく電池の持ちはどのくらいですかという質問をいただきますが、それぞれどれくらいの頻度でパソコンを使っているのか。パソコンを操作しない時に電源ボタンを切っているのかという条件などにより変わってきますので、一概に何時間という事にはいきません。
万が一電池切れが起きた場合に直ぐに交換できるように準備しておくことをおすすめいたします。
マウス同様キーボードも無線の場合は、キーボード用の電池も用意しておく事をおすすめいたします。
:ノートパソコンを購入しました。側面にHDMIとあります。これは何を接続するところですか。
:HDMIとは「Hight-Definition Multimedia Interface」の略語で、2002年12月にパソコンのCRT向け映像入出力用デジタルインターフェースのDVI規格として家電やAV機器向けに発展させて作成された、映像や音声入出力デジタルインターフェースの規格です。
と言っても何を言ってるんだかわかりませんよね。
では、実際のHDMIケーブルをとって説明します。
今までは、アナログAVケーブル、S端子ケーブルやD端子ケーブルというもので、ビデオデッキやテレビをつないでいました。
アナログAVケーブル端子の場合、音声を赤色ケーブルと白色ケーブル、そして映像用の黄色いケーブルをそれぞれつないでいました。
S端子ケーブルも同様で、D端子ケーブルもそれぞれ映像用端子の形が違っていて、音声用は同じでした。
どのケーブルを使って接続するのが最適なのか迷ってしまうこともよくあります。
しかし、HDMIケーブルは1本で音声も映像も済んでしまうので、これからはHDMIケーブルの時代です。
パソコンについているのは、HDMIケーブルでモニターや家庭用のパソコンなどをつないでパソコン画面を表示するためについています。
もちろん映像だけではなく、音声もHDMIケーブルをつなぐだけで済んでしまいます。
HDMIケーブルの利点
・HDMI規格では、映像・音声・制御信号を一体化して一本のケーブルで完全なデジタル奉仕により送受信します。
・非圧縮のデジタルデータとしてコンテンツを伝送するため、劣化がなくハイクオリティの映像・音声を楽しむことができます。
・一本のケーブルで済むため従来煩わしかったケーブルの取り回しが、非常に簡単になる。
もし、お持ちのパソコン・映像機器・音声機器がHDMI端子付きならHDMIケーブルで接続することをおすすめいたします。