:パソコンが突然動かなくなったり、操作に困ったりした場合、みなさんはどうしているのですか。
:現在発売されている多くのパソコンには、機械的なマニュアルは付属していてもWindowsやインストールされているアプリケーションソフトのマニュアルは付属していません。
ソフトウェア的には、「ヘルプ」機能がついており、ほとんどの場合この「ヘルプ」を見ることで操作方法や、ちょっとしたトラブルは解決してしまうものです。
しかし、この「ヘルプ」の使い方がよくわからないため、もしくは、この「ヘルプ」の存在さえ知らない方も多いのです。
必ずソフトを操作している画面のメニュー上に「ヘルプ」がありますので、検索機能を上手に使って今困っていることを調べてみて下さい。
次に、機械的なトラブルですが、パソコンが起動しない、シャットダウンを繰り返すと言う場合は、パソコンハードウェアメーカや購入店に相談するか、パソコンサポートを行っている会社等に相談するのが一番です。
自分で何とかしようとして、保存されているデータも救出できなくなってしまうと言う事態にまでなってしまいます。
よく身近な知識を持った方に相談すると言う方がいますが、ちょっとしたトラブルならそれでも良いのですが、パソコントラブルは意外と奥が深く、現在のようにネット接続などをしていると、多方面にその原因があったりします。
やはり、専門の方に相談するのは一番早く一番安く済む方法です。
最近はメーカサポートも有償の場合が多いのですが、有償なだけに解決まで責任を持って接してくれます。
無償サポートの場合、機械的な要因や他のソフトが原因となっているトラブルなどは最終的には解決できない場合が多いです。
これは当たり前の話で、自社のソフトに関してはいろいろな検証を行っていますが、たくさんある備品やソフトとの検証は行っていないからです。
無償サポートとは、自社の検証の範囲内で答えられるもの。
有償サポートとは、自社ソフトを含め、一般的な機器やソフトとの兼ね合いも含めたサポート。
と考えるのが良いでしょう。
:家電量販店にデジタルカメラ用のSDカードを買いにいったら、いろんな種類があってどれにしたらいいのか迷ってしまいました。形は一緒なのにどうしていろんな種類があるのですか。
:同じSDカードでも、まずロゴの違いに気づきますね。
「SD」「SDHC」「SDXC」と現在3種類があります。
基本的には容量によって名称が分かれているのですが、それぞれの種類に対応した機器でないと使えないので注意が必要です。
では、それぞれ3種類を比べてみます。
●SDカード
容量が128MBから2GBまでのSDカード
「SD」「SDHC」「SDXC」に対応しているデジカメやパソコンであれば使えます。
1200万画素のデジカメの場合、容量が2GBなら約480枚(1枚約3.8MB)が保存可能
●SDHCカード
容量が2GBから32GBまでのSDカード
「SDHC」「SDXC」に対応しているデジカメやパソコンで使えます。
SDにしか対応していない機種では使うことができません。
1200万画素のデジカメの場合、容量が32GBなら約7,760枚(1枚約3.8MB)が保存可能
●SDXCカード
容量が32GBから2TBまでのSDカード
「SDXC」に対応しているデジカメやパソコンで使えます。
SDやSDHCにしか対応していない機種では使えません。
1200万画素のデジカメの場合、容量が64GBなら約1万5,520枚(1枚約3.8MB)が保存可能
と、以上のように容量で呼称が変わっています。
参考までに、SDカードにはもう一つある種類を表すものが表示されています。
〇で囲まれた数字です。
②とか④とか⑥とか⑩とか書いてある数字、これはカードの「最低転送速度」を表示したマークで「LCASS(クラス)」と呼ばれるものです。
最低でも、表示されている数値の速度で(単位はMB/秒)でデジカメからカードへデータが転送できるということを表しています。
CLASS②となっていれば2MB/秒
CLASS④となっていれば4MB/秒
CLASS⑥となっていれば6MB/秒
CLASS⑩となっていれば10MB/秒
と言うことになります。
動画などを撮る場合は、転送速度の速いタイプを選ばないと撮影・再生がスムーズにできない場合があるので注意が必要です。
では、どうやってSDカードを選べば良いかというと
1.どれくらいの容量を保存するかで容量を決定します。
2.使用する機器はどのカート種別が対応しているかを決めます。
3.動画の撮影等に使用する場合は、少なくともCLASS⑥、できればclass⑩を選択します。
安いければいい、高ければ高機能という分けではありません。
購入する際は上記の事をよく考慮してご購入下さい。
:外付けのハードディスクを購入しようとしたら1TB(1テラバイト)と表示されていました。今使っているパソコンの内蔵ハードディスクは500GBと記載されています。内蔵ハードディスクと比較してどれくらいの容量になるのでしょうか。
:まずは、バイトって何だろうと考えてみましょう。
パソコンなどで扱われるデータの量(サイズ)の大きさを表す単位として「バイト」が使われています。
私たちが目にする半角英数字1文字のデータ量が「1バイト」です。
そして、
1024B(バイト)が1KB(キロバイト)
1024KB(キロバイト)が1MB(メガバイト)→約100万バイト
1024MB(メガバイト)が1GB(ギガバイト)→約10億バイト
1024GB(ギガバイト)が1TB(テラバイト)→約1兆億バイト
となります。
ここで気になる1024という数字ですが、パソコンは「0」と「1」を組み合わせる二進法で情報を表しています。2の10乗が1024となり、パソコンでは1024という数字はきりの良い数字といえます。
ただ注意が必要なのは、最近のハードディスクで1キロバイトを1,000バイトとして計算している場合もあります。
では、ご質問ですが、内蔵ハードディスクは500GBですので外付けの1Tバイトのハードディスクは1024GBなので、約2倍の容量と言うことになります。
:エクセルのセルにコメントを入れましたが、セルを選択している時にはコメントが捧持されても、他のセルを選択している時には表示されません。常に表示さえるのにはどうすればいいですか。
:コメントを入れたセル上でマウスの右ボタンをクリックをし、「コメントの表示/非表示」を選択します。こうするといつでもコメントが表示されるようになります。
コメントが表示されていても、印刷時はコメントは印刷されません。
非表示に戻す場合は、コメントが設定されているセルでマウスの右ボタンをクリックし「コメントを表示しない」を選択します。
:無償セキュリティソフトを進められましたが、大丈夫なのでしょうか。
:無償で提供されているセキュリティソフトはいくつかありますが、その中でもキングソフトの「KINGSOFT Internet Security 2014」は高機能総合セキュリティソフトです。
数多くの世界的なウイルス対策ソフト・セキュリティソフト評価機関で受賞・認証を得るなど、無料でありながら有料セキュリティソフトと同等以上の機能をユーザーの皆様へご提供しています。
なぜ無性にできるかというと、広告表示がされるからで、広告費でソフトの費用をまかなっています。
広告を表示させない、有償版もあります。
この有償版も他社に比べかなり低い値段設定となっています。
1年版で980円、無制限版で1,980円です。
いずれにしても、一度ダウンロードして見てはいかがでしょうか。
:ノートパソコンの数字キー(テンキー)を押しても数字が入力されません。
:最近のノートパソコンは画面が横に長くなった分、テンキーが設けられている機種が多くなりました。
EXCELなどでたくさん数字入力をする方にはとても便利です。
しかし、テンキーの数字キーを押しても数字が入力されない時があります。
このときは、キーボード上にある「Num Lock」キーを押して下さい。
この「Num Lock」キー他OFFになっているとテンキーによる数字入力ができません。
「Num Lock」キーは、押すたびにON、OFFが切り替わります。
常にNum LockキーがOFFになっている場合は、レジストリを変更することで常にONに変更が可能です。一部の機種ではBIOSで設定も可能になっています。
(この変更操作は、十分に知識がある方のみ行って下さい。)
:EXCELの日付の右のセルに曜日を表示させたいと思っています。どういう関数を使うと表示させることができますか。
:仮に、A1のセルに日付が入っている場合
B1のセルに「=TEXT(A1,”aaa”)」と入力します。
そうするとB1のセルに曜日が表示されます。
” “の表記を下記の通りに指定するとそれぞれ表示が変えることができます。
aaa → 月、火、水、
aaaa → 月曜日、火曜日、水曜日
(aaa) → (月)、(火)、(水)
ddd → Mon、Tue、Wed
dddd → Monday、Tuesday、Wednesday
と表示されます。
:Wordで文章を入力していたら、文字の下に赤い波線が出てきました。どうすれば波線を消せますか。
:赤い線が表示された時は、入力ミスの可能性がある場合に表示されます。
たとえば「みられる」を「みれれる」と入力するとどうでしょうか。
みれれるというのは入力ミスとして赤い波線で教えてくれます。
もちろん、そのまま印刷をしても、赤い波線は印刷されません。
同様に緑や青色の波線が表示される場合があります。
これは、表記ゆれや文法ミスがある場合に表示されます。
表記ゆれとは、
「プリンターを使って印刷実行してもプリンタから紙は排出されない。」
と入力した場合、同一文書内で同じ意味を持つ言葉の表記が統一されていない場合のことを指します。
文書中にどうしても商品名などに波線が表示されてしまうことがあります。これは造語を使っているからですが、プリントアウトしても波線は印刷されませんので、あまり気を遣わなくても大丈夫です。
しかし、表記がおかしいことには違いないのでチェックはしましょう。
:文字を入力するのは、単に入力速度をアップさせることしか無いと思います。入力した文字の変換は人それぞれ違っているようです。効率的な入力方法ってありますか。
:よく見かけるのが、文字を入力し変換キーを何度も押して、カタカナ表記にしたり英文字表記にしている方です。ファンクションキー一つでその切替ができることを知らないのです。つまり、ファンクションキーを使った変換を覚えておくだけでもかなり効率的な入力変換を実現できます。
全角カタカナに変換する場合は、ファクションキー「F7」を押します。
例)あいうえお → アイウエオ
半角カタカナに変換する場合は、ファンクションキー「F8」を押します。
例)あいうえお → アイウエオ
全角英文字に変換する場合は、ファンクションキー「F9」を押します。
例)あいうえお → aiueo
半角英数字に変換する場合は、ファンクションキー「F10」を押します。
例)あいうえお → aiueo
入力時のひらがなに戻す場合は、ファンクションキー「F6」を押します。
単語登録をされる方もいますが、単に英文字、半角に変換する場合はファンクションキーを用いた方が効率的です。
:Webページの一部の文章を参考として、Wordに貼り付けるにはどうしたらいいですか。
:パソコンを使っているとよくやる「コピー」「貼り付け」ですね。
コピーしたい箇所を選択し、マウスを右クリックで「コピー」を選び、貼り付けたい箇所にマウスカーソルを置いて、再びマウスの右クリックで「貼り付け」を選び、貼り付けます。
しかし、もっと簡単な方法があります。
それが一般的に言われているショートカットです。
範囲を選択するのは一緒ですが、
キーボードの「Ctrl」を押しながら「C」キーを押すと、範囲指定部分がコピーされます。
そして貼り付けたい箇所でキーボードの「Ctrl」を押しながら「V」キーを押すと貼り付けができます。
このようにショートカットキーを利用するととても便利です。
参考までに
切り取り 「Ctrl」+「X」
全選択 「Ctrl」+「A」
などがあります。